世界史
はじめに 国公立大学二次試験まであとわずか、今回は世界史の論述問題の最終チェックとして、2022年度の私立大学の入試問題を解答していきます。 第1回は慶應義塾大学の経済学部です。「いかにも私立」な法学部や商学部の問題と違って小論述が中心なので、…
はじめに いつ何時また家庭学習と言われるかもしれないので、自習がしやすい中国史(ユーラシア中部・東部史)を整理していきます。 中国史は教科書の記述通り、王朝ごとの「できた」→「発展した」→「傾いた」→「滅んだ」を4フェーズで整理して比較するのが…
はじめに 関西圏では2月上旬で私立大学の前期入試が一巡し、この後2月中旬には中期、3月上旬には後期入試が控えます。首都圏では今日から「ラスボス」が登場します。 今回は新聞社がアップしている入試問題に加えて、生徒から提供いただいた入試問題をもと…
はじめに ひき続き中国文化史の直前チェックをアップします。第2回です。 関西の私立大学の入試問題から、政治史や経済史と関連性が高いものを、うんちく少なめでサラッと復習できるようにしました。 入試が続くと違う大学で同じことが、同じ大学で次の範囲…
はじめに 本試験4日前に文部科学大臣が「共通テストなしでも合否判定」と突然言いだし、前日には「オミクロン株の感染拡大が想定外」と言い訳するなど文科省は相変わらずの後手、マスコミは文科省の「思考力を重視」を検証もせず「広報」し、試験当日には試…
はじめに 過去回でヨーロッパとイスラームの文化史を特集しました。今回からは中国史の文化史の直前チェックです。 関西の国立・私立大学の入試問題をベースに、政治史や経済史と関連性が高いものを、うんちく少なめでサラッと復習できるようにしました。 入…
はじめに 試験4日前に文部科学大臣が「共通テストなしでも合否判定」と突然言いだし、前日には「オミクロン株の感染拡大が想定外だった」と言い訳するなど文科省の感染症対策への後手後手ぶりに怒りを覚えていたら、試験当日には試験会場の上にヘリを飛ばし…
はじめに 世界史の教科書(実教出版、帝国書院、東京書籍)と資料集(帝国書院『タピストリー』と浜島書店『アカデミア』)の範囲内で、「世界史のなかのジェンダー」について整理します。 第3回は女性参政権運動、フェミニズム運動についてです。 『論点・…
はじめに 昨今ジェンダーの視点から歴史を再考する動きが高校現場に及んできています。実教出版の『世界史B』には「世界史のなかのジェンダー」というコラムが掲載されています。 入試問題でも女性の権利獲得の歴史(東京大学)、女性参政権運動(九州大学)…
はじめに 自宅待機も終了して学校は平常に戻ったようですが、この時期の三年生の世界史では覚えることが急激に覚え、しかも入試頻出です。動画授業だけではいまいちぴんとこなかた人は復習しましょう。 今回は「世界恐慌とその対応」を整理します。 今回の問…
はじめに 緊急事態宣言が解除されて高校は平常に戻りましたが、三年生の今の時期の世界史は、覚えることが多いうえに入試頻出です。 今回は「戦間期のヨーロッパ」の整理、後編です。 今回の問いは「全体主義の出現、アメリカとソ連の成長」です。 ベースと…
はじめに そろそろ自宅待機も終了のようですが、この時期の三年生の世界史では覚えることが急激に覚え、しかも入試頻出です。 今回は「戦間期のヨーロッパ①」を整理します。 今回の問いは「西洋の没落とヴァイマル共和国の船出」です。 ベースとなる参考図書…
はじめに そろそろ自宅待機も終わりが見えてきました。三年生の世界史はこの時期覚えることが急激に覚えて、しかもこの範囲は入試頻出です。 今回は「ヴェルサイユ体制」を整理します。 今回の問いは「帝国主義の戦争を帝国主義のやり方で解決?」です。 ベ…
はじめに 家庭学習が長引いて勉強に困ってきた人を対象に、最近入試で頻出の「遊牧民の世界」について整理します。 今回は13世紀~14世紀、モンゴルがユーラシアに大帝国を建設する様子です。 年配の方だと「オゴタイ=ハン国」「モンゴルの分裂」「モンゴル…
はじめに 入試は近づいてくるのに家庭学習が長引く一方、世界史では1870年以降覚えることが急激に覚えます。しかもこの範囲は現代に直結する部分で入試頻出です。 今回は「ロシア革命」を整理します。 今回の問いは「ソ連の社会主義は総力戦の双子の弟?」で…
はじめに 入試は近づいてくるのに家庭学習が長引く一方、世界史では1870年以降覚えることが急激に覚えます。しかもこの範囲は現代に直結する部分で入試頻出です。 「帝国主義の列強の様子」後半です。 参考図書 教科書(実教出版、帝国書院、東京書籍、山川…
はじめに 入試は近づいてくるのに家庭学習が長引く一方、世界史では1870年以降覚えることが急激に覚えます。しかもこの範囲は入試頻出です。 今回は「第一次世界大戦」です。キーワードは「総力戦」です。 ベースとなる参考図書 教科書(実教出版、帝国書院…
はじめに 家庭学習が長引いて何を勉強したらいいか困ってきた人を対象に、入試の定番である中国史を整理していきます。 中国史に関しては、高校生は教科書の記述通り、王朝ごとの「できた」→「発展した」→「傾いた」→「滅んだ」を4フェーズで整理して比較す…
はじめに 入試は近づいてくるのに家庭学習が長引く一方、世界史では1870年以降覚えることが急激に覚えます。しかもこの範囲は入試頻出です。 今回は2回に分けて「帝国主義の列強の様子」を整理します。 今回の問いは「なぜ列強が世界進出するの?」です。 …
はじめに 家庭学習用の大量のプリントをもらってお困りの方対象に「19世紀のアジア・アフリカ諸地域」について整理します。 今回は「西アジアの民族運動」、中心はオスマン帝国(トルコ共和国)とイランについてです。今回の問いは「近代化にはイスラームか…
はじめに 家庭学習用の大量のプリントをもらってお困りの方対象に「19世紀のアジア・アフリカ諸地域」について整理します。 今回は「インドの民族運動」です。教科書では分割して記述されていますが、入試では一気に出ることが多く、また世界史が苦手な人だ…
はじめに 家庭学習用の大量のプリントをもらってお困りの方対象に「19世紀のアジア・アフリカ諸地域」について整理します。 第5回は「東南アジアの民族運動」です。入試では帝国主義の時代か戦間期に書けてぶち抜きで出題されます。 今回の問いは「植民地支…
はじめに 家庭学習が長引いて何を勉強したらいいか困ってきた人を対象に、最近入試で頻出の「遊牧民の世界」について整理します。 今回は10世紀~12世紀、遊牧民勢力がユーラシアで覇を競う様子についてです。時系列じゃないのは大人の事情です。 今回の問い…
はじめに 家庭学習でお困りの方対象に「19世紀のアジア・アフリカ諸地域」について整理します。第3回は「インド・東南アジアの植民地化」です。 今回の視点は「点から面の支配へ」です。 教科書(実教出版、帝国書院、東京書籍、山川出版社)、資料集(帝国…
はじめに 家庭学習用の大量のプリントをもらってお困りの方対象に「19~20世紀のアジア・アフリカ諸地域」について整理します。 第2回は「アフリカの分割」です。順番が時系列でないのは大人の事情です。 今回の問いは「アフリカ分割、そこまで分けるのなぜ…
はじめに 2021年7月頃から新型コロナウイルス感染症が拡大し、国際的スポーツ大会が開催され児童の集団観戦が推奨される一方、部活動、学習塾、学童保育でクラスターが発生するなど、「10代は感染リスクが低い」という「伝説」は崩壊しています。 学校は夏…
はじめに アフガニスタンから米軍が撤退し、住民が国外脱出をしようと輸送機にしがみつく様子をニュースで観ましたが、南ベトナムが崩壊した時と同じです。 www.youtube.com さらに国際空港で爆発がありました。亡くなられた方のご冥福と、お怪我をされた方…
はじめに 文科省がしきりに「学力の3要素」と言う今日この頃、2021年度、私立大学の世界史入試問題がどういう狙いで作問されているのか見てみます。今回は関西大学です。 Kan-Dai web 関西大学 入学試験情報総合サイト 結論から言うと、関西大学の世界史は…
はじめに 入試問題で女性の権利獲得の歴史(東京大学)、女性参政権運動(九州大学)、「オランブ=ド=グージュ」(早稲田)が出題され、ジェンダーの視点から歴史を再考する動きが高校現場に及んできています。 実教出版の『世界史B』には「世界史のなかの…
はじめに テレビはまったく面白くないので、1960~70年代の文化を調べるためにアニメや特撮のDVDを観ています。 今回は有名なピアノ協奏曲を劇中に使っている番組を紹介します。 曲の紹介および動画(パブリックドメイン)は「ピティナ・ピアノ曲事典」を利…