2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
毎年恒例、難関国立大学の世界史の問題を解説していきます。 第3回は京都大学です。全4題の中でヨーロッパ・非ヨーロッパ、前近代・近現代がバーターで出題されるので、教科書の全範囲をもれなく学習しておく必要があります。 合格者は7割越えが当たり前…
毎年恒例、難関国立大学の世界史の問題を解説していきます。 ネットの問題を見てから解いているので解答速報というには遅すぎです。高校の教科書レベルで高校生が書ける解答例にしていますが、大人の知恵は入っています。 前回 bunbunshinrosaijki.hatenablo…
毎年恒例、国立大学の世界史の問題を解説して、大学のメッセージを読み解き、学習の参考にしていきます。 2020年度第1回は北海道大学です。 字数はフィーリングです(笑)。解答も受験生と同じく何も見ないで書いているので、間違っていたら闇でコッソリ直し…
今回は慶応大学商学部の世界史を取り上げます。経済学部は東大・一橋の併願組をターゲットにしていますが、商学部は私立専願組を視野に入れている印象です。 リード文の独特の口調はもはや伝統芸能と化しています。 形式は空欄補充と下線部設問、ドボン(満…
2月25日から国公立大学の一般入試が始まりますが、新型コロナウイルスが拡大の兆しです。インフルエンザのように症状が出てからではなく、自覚症状がないうちから他人への感染が疑われるケースも報告されています。 政府は「人混みを避けましょう」って言っ…
2020年の私立大学の入試問題を解きながら、国立大学の論述問題に備えます。第2回は慶応大学の経済学部です。 慶応大学の経済学部は世界史の経済史部分、「政治・経済」との重複内容、東京大学や大阪大学で頻出のグローバル化や帝国に関する論述が好んで出題…
2020年度の入試問題を見ると朝鮮半島関連の出題が見られます。 東アジア近現代史、第4回は朝鮮半島が舞台です。 これまでの教科書、資料集に加えて山川出版社の『各国史』も参考にします。 過去回 bunbunshinrosaijki.hatenablog.com 戦後はこちら bunbunshi…
2月25日は国公立大学前期試験、積み重ねた努力を試す時が来ました。 前日から現地に乗り込んで一泊する人が多数だと思います。必ず現地で天候や交通の最新情報を入手してください。 今回は試験前日の心構えについてです。 *昔の記事を改訂しました。 1 出…
関西圏は1月下旬から産近甲龍前期A→関関同立→産近甲龍前期Bと、断続的に入試が続きます。 私立大学専願の人は定員厳格化のため3月入試まで覚悟しましょう。ひとつ入試が終わったらすぐ復習です。他大学や同大学での「被り」(隣接範囲も含む)問題は仕留め…
世界史の頻出範囲である東アジア近現代史、第3回は国民党と共産党の連携と内戦を軸に(日本の話は少なめ)、1910年代から40年代までを概観します。 さて第二次国共合作は薩長同盟なんでしょうか?(´・ω・`) 過去回 bunbunshinrosaijki.hatenablog.com bunbunsh…
私立大学、国公立大学で頻出の東アジア近現代史、列強の分割から清朝が滅亡し軍閥が跋扈するまでを概観します。 前回 参考文献もこちら bunbunshinrosaijki.hatenablog.com 目次 6 冊封体制の崩壊 空欄 補足 7 中国分割と抵抗 空欄 補足 ① 中国の「瓜分」 …