論述
はじめに 2025年度から新課程になりました。国公立大学の二次試験で地歴が課される大学は少ないですが、多くは「歴史総合・日本史/世界史探究」を課すとしています。 今回は歴史総合を試験範囲とする国公立大学がどのような出題をしているか検証します。第…
はじめに 2025年度から新課程になりました。国公立大学の二次試験で地歴が課される大学は少ないですが、その多くは「歴史総合・日本史/世界史探究」を課すとしています。すでに紹介した大学の中では一橋大学と名古屋大学が日世共通問題を出題しました。 国…
はじめに 今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は京都大学です。Ⅰ・Ⅲが論述で計40点、Ⅱ・Ⅳが一問一答(小論述含む)で計60点の構成です。新課程初年度はⅣに新傾向問題が登場しました。 解答例は正解ではあり…
はじめに 2025年度から新課程になりました。大学入試で歴史が課される場合、首都圏私立の多くは「歴史総合・日本史/世界史探究」から、関西圏主要私立は探究のみと対応が分かれました。 今回からは歴史総合を試験範囲とする私立大学がどのような出題をして…
今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は東京大学です。毎年第1問の大論述は「現代の問題を過去に問いかけて考察する」という形で東京大学の問題意識を世に問う場になっています。新課程では世界史探究のみの…
今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は九州大学です。世界史は文学部のみの選択科目で旧帝大の中では最も歴史が浅く、東京大学の問題構成をモデルにしています。新課程からは「歴史総合、日本史/世界史探究…
はじめに 今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は北海道大学です。文学部のみの選択問題で旧帝大の世界史のなかでは唯一大論述がありませんが、小論述は教科書の理解を試す良問揃いです。 今年から歴史総合・…
はじめに 2025年度から新課程になりました。大学入試で歴史が課される場合、首都圏私立の多くは「歴史総合・日本史/世界史探究」から、関西圏主要私立は探究のみと対応が分かれました。 今回からは歴史総合を試験範囲とする私立大学がどのような出題をして…
はじめに 今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は一橋大学です。経済人が教養として身につけておくべきヨーロッパの基層・グローバル化・東アジア近現代史について毎年これでもかと出題します。 新課程からは…
はじめに 今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は大阪大学です。西洋史や東洋史という枠を超えた「グローバルヒストリー」を提唱した草分けで、移動や交流に関する出題と文化に関する出題が特徴です。 また中…
はじめに 今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は名古屋大学です。文学部、情報学部文系のみの設定です。古代史パートはたびたび奇問が出題され、東洋史パートは良問ながら詰めの甘さで出題ミス、近代西洋史…
はじめに 難関私立大学の一部で世界史の論述問題が課せられますが、教科書の内容を時系列に説明できれば答案になる出題が大半です。 そうした中で異彩を放つのが上智大学TEAP方式で、お困りの受験生が多いのか当ブログの該当回にアクセスが集中します。 (人'…
はじめに 今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は北海道大学です。文学部のみの選択問題で旧帝大の世界史のなかでは唯一大論述がありませんが、小論述は教科書の理解を試す良問揃いです。 解答例は正解ではあ…
はじめに 今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は名古屋大学です。文学部、情報学部文系のみの設定です。古代ギリシア史でたまに奇問が出題され(理由はお察しの通り)、しばしば『絶対に解けない受験世界史…
はじめに 私立大学の世界史は空欄補充、下線部に関する短答問題・正誤判定問題が中心です。首都圏の大規模私立大学には最後の問題が100字~300字程度の論述の学部もあります。 その中で小論述が山ほど出るのが慶應義塾大学の経済学部です。東京大学の併願者…
はじめに 今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は大阪大学です。西洋史や東洋史という枠を超えた「グローバルヒストリー」を提唱した草分けで、移動や交流に関する出題と文化に関する出題が特徴です。 また中…
はじめに 今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は一橋大学です。世界を股にかける経済人が教養として身につけておくべきヨーロッパの基層・グローバル化・東アジア近現代史について毎年これでもかと出題しま…
はじめに 今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は京都大学です。Ⅰ・Ⅲが論述で計40点、Ⅱ・Ⅳが一問一答(小論述含む)で計60点の構成です。Ⅱ・Ⅳは南斗水鳥拳で瞬殺し、Ⅰ・Ⅲに時間を使いたいです。 解答例は正解…
今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 ぶんぶんの論述の解答例にアクセスが集まるのは次の年度の夏ごろから、新しい受験生が学習の素材として使っている模様です。 そのため、語句を並べて部分点を稼ぐような解答…
今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は九州大学です。世界史は文学部のみの選択科目で旧帝大の中では最も歴史が浅く、東京大学の問題構成をモデルにしています。 あくまで解答例であって正解ではありません…
はじめに 私立大学の世界史は空欄補充(客観式または記述式)、下線部に関する短答問題・正誤判定問題が中心です。首都圏の大規模私立大学は採点の余裕があるのか、最後の問題が100字~300字程度の論述の学部もあります。 その中で小論述が山ほど出るのが慶…
今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は九州大学です。世界史は文学部のみの選択科目で旧帝大の中では最も歴史が浅く、東京大学の問題構成をモデルにしています。 あくまで解答例であって正解ではありません…
今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は名古屋大学です。文学部、情報学部文系のみの設定です。昨年は痛恨のミスで4問が採点対象外、過去にも色々やらかしていて、国立の中では珍しく『絶対に解けない受験世…
はじめに 今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は北海道大学です。文学部のみの選択問題で旧帝大の世界史のなかでは唯一大論述がありませんが、小論述は教科書の理解を試す良問揃いです。 解答例は正解ではあ…
はじめに 今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は一橋大学です。世界を股にかける経済人が教養として身につけておくべきヨーロッパの基層、グローバル化、東アジア近現代史について毎年これでもかと出題しま…
今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 読者の方から嬉しいコメントをいただきました。 ヽ(*´∀`)<<★祝☆オメデトウ☆祝★>>(*´∀`)ノ 当ブログが受験生のお役に多少なりとも立ててうれしい限りです。 Twitterを見…
はじめに 今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 今回は大阪大学です。西洋史や東洋史という枠を超えた「グローバルヒストリー」を提唱した草分けで、移動や交流に関する出題と、文化に関する出題が特徴です。 また…
はじめに 今年の受験生は3年間コロナ禍(人災もあり)に振り回され、本当に大変でした。 今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 第1回は京都大学です。ⅠⅢが論述で計40点、ⅡⅣが一問一答(小論述含む)で計60点の構…
2022年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の学習のヒントとします。 最終回は一橋大学です。旧商大以来の伝統とOBの業績を重んじ、第一問はヨーロッパ中世~近世の教養問題、第二問は西欧近現代の政治・経済史時々教会建築もの、第三問は東アジアの近代化…
今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の学習のヒントとします。 今回は大阪大学です。出題は「グローバルヒストリー」時々文化史で、昨年は後者が多めでした。前者ではモンゴルや東南アジア、14世紀の危機のような横断的な出題が過去問で散見されます。…