英語民間検定
当ブログは大学入試がメインですが、今回は東京都の公立高校入試の話題です。 「地方都市の教員が東京都に意見するな!」と言われそうなので、以下にぶんぶんの考えを挙げ、これをもとに問題点を整理します。 入試には複数の形式があってもいいが、各形式の…
今年のブログは店じまいのつもりが、大学入試関連でとんでもないニュースが立て続けに飛び込んできたので、年内最後の更新はそれについて取り急ぎまとめました。 目次 1 国大協 2025年度から共通テストで情報を課す方針 ① 資料 ② 必履修科目は試験に加えて…
2025年からの大学入学共通テストや大学入試についてのニュースで気になったことをまとめました。 前回 bunbunshinrosaijki.hatenablog.com 目次 1 2025度の大学入学共通テストは負担増? ① 6教科8科目受験? ② 何が問題? 1)生徒の負担増 2)教科書・授…
はじめに 2019年11月に英語成績提供システムの運用中止、12月に共通テストの国語と数学の記述式の実施見送り、2020年8月にはJapan e-portfolioが運用停止となり、入試「改革」の目玉が揃って頓挫しました。 これを受けて、何が問題だったのかを検証する「大…
2025年からの大学入学共通テストや大学入試についてのニュースで気になったことをまとめます。 前回 bunbunshinrosaijki.hatenablog.com 目次 1 英語民間検定を共通テストの代わりにするのは難しい ① これまでの経過 ② 検討会議 ③ ぶんぶんの感想 2 国大協…
はじめに 文科省が「2020年度(2021年度入学者選抜)には『英語成績提供システム』を使わない」と発表する一方、「各大学で個別試験で検定を使うかどうか、2019年12月13日までに公表するように」と求めました。 公立大学はごく一部を除いて一般試験での英語…
はじめに 11月29日の段階で、国立大学82校のうち66校(うち4校は前から「使わない」と宣言)が「一般試験で英語民間検定を使わない」と発表しました。 残り16校は次のようになっています。必須が1大学で残りは任意提出です。有効な検定は2年前までのところ…
2019年11月1日、文科省の「英語成績提供システム」の実施延期を受けて、11月29日時点で判明した国立大学の英語検定の扱い、後半は西日本編です。 *これは2019年11月現在の記事です。最新版は各大学のHPを見てください。 前回 bunbunshinrosaijki.hatenabl…
文科省が「2020年度(2021年度入学者選抜)には『英語成績提供システム』を使わない」と発表したのにもかかわらず、国立大学協会が各国立大学に「『一般試験の受験者に英語検定を課す』というガイドラインは変更しない、個別試験で検定を使うかどうか、2019…
はじめに 11月1日に文部科学大臣は「令和2年度の大学入試における英語民間試験活用のための「大学入試英語成績提供システム」の導入を見送る」と発表しましたが、「各大学が個別試験で英語検定をシステムを介さず利用するのは妨げない」ともしました。 大臣…
11月1日から「英語成績提供システム」で目まぐるしい動きがあって、ついていけないのですが、最低限のことをまとめました。 目次 1 大学入学共通テストに導入される英語民間検定、来年度からの実施を見送り 2 大学入試センター「共通ID」の申し込みを中止…