ぶんぶんの進路歳時記

学習方法、進路選択、世界史の話題について綴ります

論述

世界史の入試問題について考える(2019 京都大学後半)

国立大学の論述問題を解説しながら「世界史の受験勉強の中でこんな力をつけてね」という大学の問いかけについて考えます。 高校生が使える教科書レベルの知識で書いています。推敲して間違いを見つけたら闇で直します(卑怯者)。 京都大学の後半です。 入試…

世界史の入試問題について考える(2019 名古屋大学)

本ブログは世界史と進路指導を主な話題とする過疎ブログですが、1月には一ヶ月で3万アクセスもいただきました。ありがとうございます!お役に立てたら光栄です。 しかし3月からはまた通常営業に戻りそうです。(´・ω・`) 国立大学の論述問題解説、今回は名…

世界史の入試問題について考える(2019 京都大学前半)

毎年恒例、国立大学の論述問題を解説しながら、大学がほのめかす「世界史の受験勉強の中でこんな力をつけてね」について考えます。 第1回は京都大学の前半です。 高校生と同じく何も見ないでばーっと解答したので、間違いを発見したらこっそり直します(ずる…

世界史の入試問題について考える(7 九州大学2018)

世界史の論述問題研究、今回は九州大学です。地歴は文学部のみの設定で2015年度から始まりました。 前回 bunbunshinrosaijki.hatenablog.com *発展:福岡には啓隆社という学校専用教材の出版社があって、九州の高校の先生が関わっているため使いやすい教材…

世界史の入試問題について考える(6 北海道大学2018)

世界史の入試問題を時ながら、大学のメッセージを読み解き、受験生が何をどのように準備するかについて考えます。 前回 bunbunshinrosaijki.hatenablog.com 今回も初登場、北海道大学です。 大論述はなく一問一答と小論述で構成されています。 出題内容は教…

世界史の入試問題について考える(5 名古屋大学2018)

入試問題を解答しながら、大学の発するメッセージについて考えていきます。 前回 bunbunshinrosaijki.hatenablog.com 第5回は初登場、名古屋大学です。 毎年わざとスルーしていた(笑)のは、名古屋大学の問題は全体として受験生の何を試して、どこで差をつ…

世界史の入試問題について考える(4 大阪大学2018)

入試問題を解きながら大学からのメッセージを読み解き、受験生が何をどのように準備するかについて考えます。 前回 bunbunshinrosaijki.hatenablog.com 第4回は大阪大学です。 次の学習指導要領から始まる「歴史総合」や「歴史用語の精選」に関わっている先…

世界史の入試問題について考える(3 一橋大学2018)

世界史の入試問題を解きながら、大学が発するメッセージを読み解き、受験生が何をどう準備するかについて考えます。 第三回は一橋大学です。 問題は新聞各社発表のものを参照してください。 解答例は私のオリジナル解釈であって、正解ではありませんので念の…

世界史の入試問題について考える(2 東京大学2018)

世界史の入試問題を解説しながら、大学からのメッセージを読み解き、受験生が何をどう準備するかについて考えます。 第2回は東京大学です。 前回 bunbunshinrosaijki.hatenablog.com 問題は朝日、産経、毎日、日本経済新聞などから入手してください。河合塾…

世界史の入試問題について考える(1 京都大学2018後編)

2018年度、京都大学の世界史の問題を解きます。後編です。 前回 bunbunshinrosaijki.hatenablog.com 問題はこちらから sokuho.yozemi.ac.jp Ⅲ 200年にわたる中世ヨーロッパの十字軍運動の性格の変化。十字軍運動が中世ヨーロッパの政治・宗教・経済に及ぼし…

世界史の入試問題について考える(1 京都大学2018前半)

このところずっと放送大学の教員免許更新をやっていて、すっかりブログがご無沙汰でした(この話題も面白いので後日)。 今回から2018年度の世界史の入試問題を解説しながら、大学は世界史で私たちに何を問いかけているのか、では私たちは何をするべきかにつ…

国立大学の世界史論述問題 これまでの解説・解答例

最近入試問題のログにアクセスを頂いています。ありがとうございます。 どのログに何をどう解説したのか、自分でもわからなくなってきました(笑)。 今回は備忘録です。東京大学、一橋大学、京都大学、大阪大学、2018年からは北海道大学、名古屋大学、九州…

世界史の入試問題について考える(4 大阪大学2017)

2017年の国立大学の世界史論述問題を解きながら、何に注意して授業に臨むか、どのような準備をするかについて考えます。 最終回は大阪大学です。 *発展 3月末の駿台予備校大阪校の入試研究会で東京、京都、一橋、大阪の問題が取り上げられるので事前に解答…

世界史の入試問題について考える(3 一橋大学2017)

2017年入試の世界史の問題について考えます。第3回は一橋大学です。 過去の出題についてはこちら bunbunshinrosaijki.hatenablog.com 解答例作成の方針と問題の入試方法はこちら bunbunshinrosaijki.hatenablog.com 一橋大学 2017年 Ⅰ 課題 引用文が述べる…

世界史の入試問題について考える(2 京都大学2017)

2017年の世界史の問題を解答しながら、何が試されているのか、どのような準備をするかについて考えます。第2回は京都大学です。 2016年はこちら bunbunshinrosaijki.hatenablog.com 問題の入手方法、解答例作成の方針についてはこちら bunbunshinrosaijki.h…

世界史の入試問題について考える(1 東京大学2017)

国公立の前期試験、みなさん実力を発揮できましたか? 昨年度に引き続き、問題を解きながら来年度に向けてどのような準備をしたらよいか考えます。 *解答例の方針 解答例は受験生と同じように何も見ないで書くことを基本にしています。ただしブログに載せる…

世界史論述 定番テーマに挑む(5 宗教の寛容、民族と宗教)

世界史の論述典型問題ファイナル、宗教に関してです。 ここ何年か本命と言われながら出題されていない部分です。 前回 bunbunshinrosaijki.hatenablog.com 5000字を越えますがファイナルなのでご了承ください。 1 宗教の寛容 例題1 大阪大学 2014年 課題 1…

世界史論述 定番テーマに挑む(4 グローバル化続き)

世界史の論述典型問題、グローバル化の続きです。 前回 bunbunshinrosaijki.hatenablog.com 問題は東進、代ゼミなどから入手してください。 3 モンゴルの世紀 例題3 東京大学 2015年 課題 13~14世紀のモンゴルの時代、日本列島からヨーロッパに至る交流の…

世界史論述 定番テーマに挑む(4 グローバル化)

世界史の論述定番テーマ 第4回は「世界史の中のグローバル化」についてです。 歴史学は「現代の課題について歴史を通じて一言言う」というスタンスです。今回のは最もホットな話題のひとつです。 前回はこちら。 bunbunshinrosaijki.hatenablog.com * 字数…

世界史論述 定番テーマに挑む(3 外交政策)

世界史の論述試験の典型テーマ、第3回は外交政策です。 最近大国が「一国行動主義」に傾こうとしています。「覇権」「帝国」は反権力を標榜する最難関大学を受験するなら用意しておきたい部分です。 過去ログ bunbunshinrosaijki.hatenablog.com bunbunshin…

世界史論述 定番テーマに挑む(2 経済史)

国公立大学で課される世界史論述テーマの典型問題、第2回は経済史です。 *大西洋の三角貿易や東南アジアの植民地化は「グローバル化」で扱います。 *解答の方針、著作権の考え方などは過去ログを見てください。 bunbunshinrosaijki.hatenablog.com 例題1…

世界史論述 定番テーマに挑む(1 統治システム)

国公立大学個別試験の世界史では必ず論述問題が出題されます。 筑波大学の2016年の問題を見ると、第4問「19世紀末から20世紀前半までの朝鮮半島をめぐる歴史の展開」は穴埋め問題と同じく記憶を「はき出す」ことで対応できますが、第2問「14世紀半ばから18世…

世界史の入試問題で試されることを考える(京都大学の出題・傾向・対策後編)

京都大学の典型問題を解答しながら傾向と対策について考えます。後編です。 前編(過去の出題一覧のまとめ)はこちら 世界史の入試問題で試されることを考える(付録 京都大学の出題傾向と対策前編) - ぶんぶんの進路歳時記 2016年の問題解説はこちら 世界…

世界史の入試問題で試されることを考える(京都大学の出題・傾向・対策前編)

前回は東京大学と一橋大学の過去の出題をまとめましたが、今回は京都大学の論述問題について、典型的な問題を解説しながら、京大の世界史ではどのような力が必要か、それをどう養成するかについて考えます。 入試問題は予備校のサイト経由で入手してください…

世界史の入試問題について考える(付録 東大・一橋の傾向)

ブログの管理画面を見ると、一橋大学の回にアクセスをいただいています。見てくださっている方(「全然だめ」と思われている方を含めて)ありがとうございます。 最初に解答例を作ったときは生徒と同じように制限時間内で作りましたが、だいぶ時間もたったの…