「啓蟄」とは春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外に這い出てくるころの意味で、太陽暦では3月6日ごろに当たります。
同じ頃、春の渡り鳥や潜んでいた留鳥が活発に動き出す一方、冬鳥はもう少し滞在しています。野鳥観察には最適な時期です。
カメラを抱えてお気に入りのスポットをブラブラしてきました。
*当日撮った写真がブレブレで一部差し換えたので写真の撮影時期は時系列ではありません。(´・ω・`)
イソシギ発見。堰は餌場。「イソ」と言いますが淡水域で多く見かけます。
同じ場所にイカルチドリ発見。何か考え中。
近くの田んぼでコチドリ発見。チドリは首輪と目の周りが見分けポイント。
タヒバリ初撮影。ビンズイと似てます。「ヒバリ」だけどセキレイの仲間。
次の撮影ポイントに行く途中、桜並木が満開でした。
ヒヨドリ。花の蜜を吸ってくちばしが花粉で黄色くなっていることも。スズメも桜が好きで、「ヒャッハー!」と集団で来襲するとあっという間に花はボロボロに…。
コシアカツバメが渡ってきました。本当に腰が赤い。
いつもの河原。アオジ発見。いつも藪の中にいてなかなかお姿を見せてくれません。
この河原はホオジロの棲家で、時期になるとペアリングのため大騒ぎになります。隣りで保護者みたいに映り込んでいるツグミはそろそろシベリアに帰ります。
キツネ出現。去年も同じ時期に親子で見かけました。この時期だけエサを探しに河原へやってくるみたいです。ヌートリアも見かけましたが「お尋ね者」なのでSNSへの投稿は控えさせていただきます。
バン。冬に若鳥を支流の方で見かけたので、成鳥になって独立したみたいです。
ダイサギは巣立ちをすると最初のうちは集団でエサ取りをし(新入社員の研修みたいなもの?)、やがて自分の縄張りをつくります。
4月は新生活の始まりです。新入生、新社会人が新しい環境で充実した毎日を送ることを期待します。