ぶんぶんの職場の近くには雑木林があり、シジュウカラやウグイス、渡りの時期にはホトトギスの鳴き声まで聞こえます。校舎内ではコシアカツバメがコロニーを形成していて、屋根下の突起物を芯にして巣を作っています。
至る所この調子です。
メンテナンス中
おしゃべり中
ほんと腰が赤い
建物の中でも四方が囲まれた中庭、つまり最も外敵から見えづらく常に人の気配がある場所がコシアカツバメの一等地です。
ここに4月からハクセキレイが飛来し、様子をうかがっていました。
7月のある雨の日、理科の教員が「鳥が溝に落ちている」と教えてくれました。あれれれー、ハクセキレイのヒナちゃんじゃないですか!🐤🐤🐤
ハクセキレイの巣らしきものがありました。
巣から落ちたのか、巣立ちをしたのか、近づくと飛ばずに側溝を歩いて逃げます。側溝の終点は排水穴で落ちたら登ってこれないので、とりあえず段ボールで穴に落ちないようにしました。
次の日出勤すると無事でした。
写真を撮ったら親鳥に威嚇されました。ゴメンネ(´・ω・`)
夕方に親鳥が別のところで威嚇してくるので辺りを探すと、2階にいました。多少飛べるようになったみたいです。
土日を挟んで月曜日に出勤すると、みなどこかに行ったようです。
自然界で生をつなぐのは過酷です。ハクセキレイはカラスがいても臆せず餌を探し、スーパーの駐車場では人間の横で地面をつついています。コシアカツバメの一等地にこっそり我が家を構えるのも、この図太さ、抜け目のなさの表れでしょうか。
受験生もハクセキレイのように愛嬌もありながらたくましくあってほしいです。
さて一年たち、コシアカツバメが戻ってくるとハクセキレイもやってきました。
どうやら巣を再生するつもりのようです。新たな子育て頑張ってください。