11月は学校推薦選抜が本格開始、冬鳥の渡りもちょうど同じ頃で、冬鳥を見ると受験シーズンが開幕したなと感じ、気持ちが引き締まります。
いつもの河口に行ってきました。
ヒドリガモ。団体客が到着した直後のホテルのロビーみたいになっています。別の場所にはオナガガモ、マガモの御一行が到着していました。
よく見ると夏羽から冬羽の生え換わり(エクリプス)の途中のカモもいました。
エクリプス(Eclipse)とは、繁殖を終えたカモ類のオスは8月から10月頃にはメスのように全体が地味な羽衣になることです。オスはメスに選ばれる必要がなくなり、外敵から見つかりにくくなります。
子孫を残す時は命がけ、普段はリスク回避ということです。恐るべし。
参考
カンムリカイツブリ。まだ多少茶色い夏羽が残っています。
冬羽はこんな感じ 今年の1月に撮影
帰宅したら、毎年わが家を世帯主の許可なく縄張りにしているジョウビタキのメスが来ていました。ジョウビタキは縄張り意識が強く、単独で冬を越し、受験シーズンが終わる頃に帰ります。まさに受験の「守り鳥」です。
受験生のみなさんが冬羽(受験モード)にチェンジして、可能な限りの準備をして、納得いくまで受験し、希望する進路が実現できることをお祈りします。