ぶんぶんの進路歳時記

学習方法、進路選択、世界史の話題について綴ります

雨が続いて巨大なきのこが現れる

 人間ドックでダメ出しされたので暇を見つけて散歩をしています。明るい時間帯は野鳥を撮影するためにカメラを持ち歩くのですが、あまりの暑さで野鳥はどこへやら。

 ひどい雨が数日続き、久しぶりに川沿いの遊歩道へ行ったら、巨大な物体に出くわしました。

 Google画像検索では「芝」「マッシュルーム」とファニーな回答でした。(´・ω・`)

 図鑑によるとオニフスベらしいです。

 オニフスベはホコリタケ科のきのこで、非常に大きく成長し、直径50cmを超えるものも確認されています。

 成熟が進むと内部の皮は褐色を帯びていき、一番外側の外皮はヒビが入り始め、やがて剥がれて二番目の皮が現れます。更にそこから皮が破れていき、やがて粉上の胞子の塊を辺りに撒き散らすようになります。

 若いもの。表面がつぶつぶしています。

 褐色になってひびが入ってます。

 んー? これも? 人形焼きみたい。

 オニフスベは食べられますが、食用なのは内部が白い幼菌時のみで、成熟したものは食べられません。ヨーロッパではスライスしたものをバターで焼き、パンに挟んで食べるそうです。

 「人形焼きが落ちてる!」と勘違いして口に入れてはいけません。

参考

kinoco-zukan.net

 さらに歩くと、いかにもきのこを発見。

 ああ、あのお菓子が食べたくなる。散歩が台無し。

 遊歩道の土手の斜面に生えていました。

 遊歩道では業者が定期的に芝刈りをしています。きのこも芝刈り機に巻き込まれるので、これらの写真は雨上がりの数日だけの姿です。しかし雨が続くとまた復活します。命をつなぐ「しぶとさ」にあやかりたいものです。

 散歩の帰りにアオサギ先輩に遭遇。今日も地球の平和を守るため、上空を監視しています。お勤めご苦労様です。