ぶんぶんの進路歳時記

学習方法、進路選択、世界史の話題について綴ります

大腸内視鏡検査を受ける

はじめに

 本記事は2019年に書いた記事です。ポンコツ入試改革を追っている間にアップし忘れました。文中に高熱や腹痛という表現がありますが、あの病気ではありません。

 

 12月の初頭から風邪気味だったのですが、進路検討会議や予備校の入試動向研究会が続き、だましだましやっているうちにとうとう終業式前に高熱と激しい腹痛でダウンしてしまいました。

 何とか熱は下がったものの、元々便秘がちなのにさらにお通じが来ないので、年明けにかかりつけの医師の紹介で、大きな病院で大腸の内視鏡検査を受診することになりました。

目次

 

1 事前説明

 病院へ行くと最初にCTを取りました。医師によると便秘の原因がポリープ等だと内視鏡を入れる時に注意が必要なので確認するそうです。((((;゜Д゜)))))))。 

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 映像を見た感じでは普通に内視鏡検査ができそうだということで一安心。

 その後、看護師から内視鏡検査の段取りについて説明を受けました。検査までの過ごし方(特に食べ物)の書類、「大腸検査食」、下剤、そして内視鏡検査の「同意書」を受け取りました。

 医師の説明によると、1500人に1回ぐらい大腸を傷つけることがあるので、その際は緊急手術だそうです。そのためのリスク説明と同意書です。

 

((((;゜Д゜)))))))

 

2 検査前日 

 検査前日に食べる「大腸検査食」を開けてみました。

 三食と間食がありますが、朝食はおかゆとすまし汁、昼食はちょっと豪華でおかゆに豆腐ハンバーグと味噌汁、間食はビスコ(R)(グリコが作ってます)と水かお湯で溶かして飲むジュース2杯分。

 ええっ、夕食はコーンスープだけ?()´д`() 「水は飲んでください」とのことなのでひもじくなったらそれで我慢します。

 

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【大腸検査食】エニマクリン 3食+間食セット グリコ

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Amazonで販売しているんだ?!

 

 さすがは医療用、不思議とお腹が減らないです。とはいえ起きていると何か食べたくなるので、下剤を飲んで早めに寝ました。

 

3 検査当日 

 翌朝、下剤の効果が出て久しぶりにスッキリ。これは乗り切れそう?

 病院に行くと内視鏡検査室の脇の控え室に案内されて、看護師さんから本日の検査について説明を受けました。

 腸の中にあるものをすべて出さないと検査ができないので、まず水の下剤2リットルを一回180CC、10分おきに飲んでください、ということです。

 

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経口腸管洗浄剤。名前は「ムーベン」。そのまんまです。これ全部飲むんですか?!

 

ムーベン配合内用液

 

 便を早く出すためにその10分の間に病院内をウォーキングし、催してきたら指定のトイレに行きます。

    コンソメスープみたいな色の「水」が出れば(控え室に「色見本」が置いてありました。画像自粛)ナースコールをします。看護師が確認してOKなら検査開始です。

 控え室には先客がいて、あとからもうひとり来ました。腸をきれいにするのには時間がかかるので時間差になってるみたいです。

    ということで早速「ムーベン」を飲んでみました。

 

;`;:゙;・(;゚;Д ゚;)ブェッ 不味い!

 

    おしゃべりすると逆流しそうです。(´ж`;)ゥ・・ゥップ・・・ 三人とも無言で下剤を飲む→歩く→トイレ、を繰り返しました。

 4回トイレをするともうお尻がヒリヒリ、そして5回目ぐらいから水というか下剤がおしっこのような勢いで出ます(食事中の人ごめんなさい)。

 7回目に看護師のOKが出て(先に下剤をコンプした人が検査中で、待機中にさらに3回トイレ)、検査室に呼ばれました。

 

4 検査

 検査室で検査着に着替えました。検査用パンツはおしりのところに穴が開いています。ベッドで横になり、膝を90度に曲げてお尻を突き出しました。

 

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病院の壁の注意書きに同じイラストが使われていました。おそるべし、いらすとや。

 

 「何をされるのか」とドキドキする暇もなく、何やらぬるっとしたものをお尻に突っ込まれました。

 薬にやけに詳しい連れ合い(元業界OL)の話では、それは「キシロカインゼリー」というリドカリン塩酸塩の麻酔だそうで、尿道などにも使うそうです。

 

キシロカインゼリー2%

 

 その後内視鏡が入ってきました。お尻のところで何やらもごもご動いているのはわかるのですが、麻酔のおかげか特に痛くはないです。

 ところが内視鏡が奥まで進むためには大腸を膨らませる必要があり、空気がどんどん入ってきました。

    腸がパンパンになって激しく痛い! ううっ、お腹が破裂する!!!

 こ、このままでは… ギャアァァァァ━━━━━━(゚Д゚|||)━━━━━━!!!!!!

 

ひ○ぶ?!

 

 そうしたら医師から「一番奥まで来ましたよ~」という合図があり、看護師の指示で体を仰向けにし、お尻を浮かせて左膝を立て右足を左足に絡めて(エマ○エル夫人?)、モニターを目視できる体勢になりました。 

「ポリープも炎症もなくてきれいですよ」

 

ε-(´∀`; )
 

 映像を見ると大腸は掃除機のホースみたいに蛇腹で血管が浮き出て見えます。そのまま内視鏡が大腸の中から出ていく様子を観察しながら終了しました。

    小さい時に観た『ミクロの決死圏』や『ウルトラセブン松坂慶子の回を思い出しました。  

 

 

 検査後は溜まった空気がおならとして出てくるのですが、油断すると「ムーベン」も出てくるので、連れ合いに会計をしてもらっている間延々とトイレに座る羽目に。

 下剤と散歩とトイレで2時間半、検査は30分ほど、半日仕事でした。

 もう内視鏡検査(というか「ムーベン」)はこりごり、健康第一です。

 

おわりに 

 あ!これは世界史学習法のブログでした。 

 授業でボローニャ大学は最古(ボロ)で法学で北方」「病院に行くと『何をされるの?』なのでサレルノ大学は医学部」と語呂合わせをしますが、お尻(北半球の地図では南)=南イタリアも付け加えます(笑)。