万博記念公園内の「ニフレル」というミュージアムが面白いと聞いたので、仕事の帰りに寄りました。
*写真のブログ掲載について快くOKをいただきました。ありがとうございます。
ニフレルは海遊館がプロデュースする水族館のような動物園のようなミュージアムで、生き物が間近で観られるのが特徴です。
後ろの観覧車がかぶってクジラが潮を吹いているみたいです。
この日は休日で、万博公園はイベントに「大阪ダービー」と混雑していましたが、17時前だったこともありミュージアム内部はストレスなく鑑賞できました。
最初のゾーンは「色」にこだわった空間です。クラゲの集団。
2番目のゾーンは明るめの部屋で、水槽の魚の生態が観察できます。「指を入れてください」の水槽では、指を入れるとみるみるうちに魚が集まってきます!
3番目のゾーンでは特徴的な形態の魚たちが観察できます。
水族館の人気者、ニシキアナゴとチンアナゴを発見。
砂から顔を出す「とぼけた」姿が人気の秘密ですが、ここは砂の中が見えるのでその全貌がわかります。回虫みたいです。
ニシキアナゴの世界は弱肉強食、強いオスほどメスと交尾(メスが産んだ卵に精子をかける)しやすい場所に陣取っています。
メスが来ると長い体を地面から出し、体を激しくくねらせて精子を飛ばしますが、第二列目からも猛烈なオーバーラップをかけてきます。
子孫を残すための壮絶な争いです。
検索したらありました。
ん、しつこく精子をたらす? 751年 タラス河畔の戦い 製紙法の西伝?
二階に上がって5番目のゾーンは水辺に棲む生き物の部屋です。ニフリルの人気者、ホワイトタイガーの「アクア」くんがいます(この日はあいにく会えなかったので写真は後日)。
別の日に見学した連れ合いの話では、普段は別の檻にいて、こちらに来て隠してある餌を探す様子などを間近で見ることができるそうです。
6番目のゾーンでは間近で動物が生活しているところを見学できます。
鳥が放し飼いされていてその辺を飛んでいます。おやいつの間にか目の前に!
飼育員さんが各フロアにいて、お客さんが集まってくるとカメレオンに餌をやったり、魚が水を飛ばして餌をとったりする実演をしていただけます。
料金は大人1900円。施設はコンパクトで1時間あれば鑑賞できます。万博記念公園内の他のイベントのついでに鑑賞も可能です。
紹介したのは展示のごく一部です。魚、動物、鳥好きの方はぜひ連休中のお出かけ候補にしてください。
外へ出たらチケット売り場が急に混雑していました。17時以降にカップルで入場すると割引があるそうです。
そういえば第4ゾーンは宇宙から地球を眺めるようにイメージされた空間(当然暗い)で、置いてある二人掛けソファは賀茂川の河川敷状態でした(画像なし)。